株式市場の調整・下落・暴落に向き合う。
こんにちは。
今回は投資に触れるにあたって、逃れることができない、
「株式市場の調整・下落・暴落」について書いていきたいと思います。
「リスクを抱えたくない」
「元本保証ではないから株式投資は怖い」
「市場が開いてない時も、株のことが気になって仕方がない」
こんな気持ちでいるアナタに少しでも参考になればと思います。
お時間の許す方は是非最後までお読みいただけましたら幸いです。
そもそもなぜアナタは株式投資をしているのか?
この質問に対して明確な答えがすぐに出てこない方は、まずご自身の投資スタイルを見直すべきかもしれません。
少し厳しい言い方になりますが、株式市場はプロからアマチュアまで、今日から始めた投資初心者から機関投資家まで、当然初心者に対する配慮、ハンデなどあるわけもなく、同じ土俵の上で戦うことになります。
そんな修羅の世界に、「なんとなく」で足を踏み入れて無事で済むと思いますか?
ましてや「元本保証」などという無傷で済むわけがないのです。
そもそも投資にはリスクがつきものです。
元本保証ではなく、自身の資産を多少のリスクに晒すからこそ、相応のリターンが得られるのです。
老後資金形成と現在(いま)のちょっとした贅沢のために。
先ほどの質問に対する自身の答えは上記です。
働ける身体とメンタルがある限りは労働の対価として賃金をいただく。
老後は年金だけでは心もとないので、2000万円問題は無視できない。
かといって、老後のために今の生活を切り詰めて我慢することはしたくない。
旅行に行ったり、美味しいものを食べたりしたい。
ちょっとワガママに聞こえるかもしれませんが、これが自分が株式投資をする理由です。
この考え方が投資スタイルに直結します。
仮に老後資金の構築のみ、ないしは目標金額への到達。を目的にするのであれば、
高配当投資は間違いなく最適解ではない。からです。
投資スタイルに関しては深く書くとそれ自体で記事が書けるので割愛しますが、まずはご自身の投資スタイルがハッキリと答えられることが前提でこの記事を読み進めてください。
指数が3%下がったら暴落か?
ここのところ、日経平均やダウ平均などの指数と呼ばれる指標が2~3%変動することも珍しくありませんが、twitterなどでは「暴落!暴落!」と叫ばれています。
完全に個人的な意見ですが、この程度の値動きは想定の範囲内で「調整」と呼ぶべきものとして捉えています。
私は投資を始めて5年ほどなのでリーマンショックの経験はありませんが、コロナショックの暴落は経験しました。
今でもあの暴落の恐怖は脳にこびりついており、いい意味で自身の投資判断にブレーキをかけてくれます。
コロナショックは下がるスピードも反発してくるスピードも凄まじかったので、リーマンショックのようにジワジワ真綿で首を締められるような下げとは違うので、リーマンショックのほうが苦しんだ投資家は多かったのではないかと推察できます。
市場が想像もつかないような値動き、また未知の想定できない事柄に伴って起きるのが暴落であり、日常的に起きる数%の変動は暴落ではありません。
どうしてもSNSの情報などに惑わされてしまう人が後を絶ちませんが、絶対にやってはいけないのは他人の意見に影響されてポジションを変えてしまうことです。
なぜ他人の意見に影響されてしまうのか?
それは先ほどの自分の投資スタイルがぶれているから。に他なりません。
短期投資・スイングトレードなら市況を読んでもいい。読めるなら。
私自身はあくまで長期投資をメインでポートフォリオを組んでいますので、指数が何%動いたとか、金利がどうとか、為替がどうとか、そういった類の話でポジションを変えることはありません。
もちろんポートフォリオの一部を金利高に備えてヘッジ出来る銘柄に変える、といったことはしますがそれも数年先を見ての行動です。急に金利が上がったから買う・売るとかではないのです。
もしあなたが、日経平均をウォッチしながらポジション量を調整し、指数の値動きに連動するETFなどをメインに取引する投資家なら、市況を読むことが重要になってくるでしょう。
つまり、投資スタイルによって指標・数値・データが大きく変わります。
そして少なくとも長期投資において、昨日今日明日の指数がどうだったか?に関しては考えても意味のないことだと考えています。
自分の投資スタイルに合った指標を眺め続けよう
私は減配リスクの低い日本企業、その中でも増配をしつづけてくれている企業への投資を中心におこなっています。
とはいっても、利益が出ていない企業の配当・増配はリスクが付いて回ります。
なので私の場合はその企業のトップラインが伸び続けているか?利益が伸びる構造なのか?株主還元への姿勢はどうか?といったことをチェックすることが重要となっています。
ぜひ、アナタも自分にあった投資スタイルと自分に合った指標を見つけてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!